我が家のRD５０は、ミクニVM２０を使っている。
RD５０用のキャブではなく、初代RZ５０用の当時物キットで、ファンネル・インマニ・スロットルケーブル・MJ数個がセットになっており、手書きの説明書も入っていた。
残念ながら特製のインマニは、RZとRDのリードバルブサイズの違いでネジ穴が合わない。
RX５０以降・ YSRまでのインマニサイズは大きい。（RZもDTもしかしたらTZRも？）
RD・GT用が長方形だとすると、RZ用は正方形なのだ。（MRだけは六角形？？の特殊な形状）
有難いことにキタコからは現在でもRD・GT等のヤマハミニ用のキャブキットが手に入る。
専用キットの購入を考えていた時、偶然RZ５０用が手に入りそれを使用したのだ。
インマニの形状だけではなく、リードバルブの羽数も違う様子。４枚？
我が家のRDは形式２U２なので３枚羽。
４８１だと２枚？RX以降やモノサスGTなどは４枚？
同系エンジンを改造している諸先輩方は、RD系の長方形リードバルブを加工し、羽数を増したり大きくする等の改良をされる方もいるようだ。
手に入れたRZ用のインマニは、取り付け幅がRDと変わらないように見える。
そこで縦方向にネジ穴を長くすれば取り付けが出来るのでは？と考えた。
リューターでネジ穴の拡大をし、何とかシリンダーへ取り付ける事は出来た。
但し何だかカッコ悪い・・・。
結局、GT５０用のVM２０セットが中古だが安く手に入り、折角加工したインマニも使われる事は無かった。
VM２０は、シンプルな構造と部品供給の良さ。そしてセッティングも出やすいと耳にする。
だが、素人はなかなかセッティングを出せない。
何故ならば、部品も情報も簡単に手に入る世の中になったとはいえ、プロとは違って経験値が低い。
MJ・SJ・までは良いが、NJ変更には知識と経験がものを言う。
今回、NJを二種類手に入れ、セッティング作業に入ったのだが、さて上手くいくのか？
① キタコノーマル ４F10(薄い)
② ４L21（少し薄い）
③ 4N10（少し濃い）
※キタコカタログより