ジュセッペの車で
アルベロベッロからマテーラへ向かう およそ1時間30分
見渡す限りの畑が続き、途中の民家にはトゥルッリがあって、ピーターラビットでも出てきそうな景観でした。
道中は、イタリア語と英語、日本語を交えつつ、ずっとしゃべってましたね。
ジュセッペが
こっちが、アレは何?と聞くと、うれしそうに喋る喋る。
「この畑は、プラムだ。”す も も“(日本語)だ」
「あっちは、オリーブ。オレは、そのまま食うのが好きだ」
「この木はブドウだ。黒ワインって呼ばれるくらい濃い赤ワインの品種でこの辺りでは有名だ」
イタリア人だからサッカー好きだろと思って、
「ナカータ、ホンーダ、ナガトーモとかどう?」って聞いたら
あんまサッカー好きじゃないって、もっぱらロードレース(自転車)なんだって
途中で
「喉乾いたろ?水買っておいたから飲みなっ」
とミネラルウォーターをもらった。
(もしや!! 睡眠薬入り!? 昏睡強盗!!!)
とか思って警戒してゴメンなさい。ジュセッペ
車で飲んだのは、あらかじめバール買っておいた同じミネラルウォーターだったんだ。飲んだフリをしてたんだ。
そんなこんなでマテーラが見えてきた。
「時間はあるか?とっておきのスポットに連れてってやる」
それで連れてかれたのが、マテーラ市街から谷を挟んだ丘の上
「ココはメル・ギブソンが映画を撮った所だ。」
どうやら『パッション』というキリストの受難と磔刑を描いた映画らしい
なんでジュセッペはいきなり 情熱!!情熱!! って言ってるんだろうと不思議に思ってた。
マテーラ入口まで送ってもらってジュセッペとはお別れ