日本のJリーグのチーム名にはイタリア語が頻繁に使われていますのでご紹介致します。
川崎フロンターレ (Kawasaki Frontale)
frontaleはイタリア語で正面、額(ひたい)といった意味で、真正面から戦う姿勢を表現。
サンフレッチェ広島 (Sanfrecce Hiroshima)
san 「三」 + frecce 「freccia(矢)の複数系」
中国地方の戦国大名毛利元就の「三本の矢」に由来。シンボルマークにも三本の矢が書いてあります。
モンテディオ山形 (Montedio Yamagata)
monte 「山」 + dio 「神」
山の神。箱根駅伝の柏原君の事です。
東京ヴェルディ (Tokyo Verdy)
イタリア語で緑(verde)
東京グリーンじゃなくて本当によかった。
カターレ富山 (Kataller Toyama)
「語れ」「歌え(イタリア語:cantare)」「勝たれ(富山の方言で勝て)」の造語
肩を組んで「行こう(フランス語のaller)」の意味も
ガンバ大阪 (Gamba Osaka)
イタリア語で足・脚(ganba)
頑張れと脚を掛けたチーム名
ファジアーノ岡山 (Fagiano Okayama)
イタリア語で雉/キジ (fagiano)
岡山の県鳥であり、桃太郎伝説の地である事から
徳島ヴォルティス (Tokushima Vortis)
イタリア語で渦(vortice)からの造語
鳴門の渦潮と興奮の渦を表現
ロアッソ熊本 (Roasso Kumamoto)
Rosso 「赤」 + asso 「エース、切り札、唯一の」
カッコいい。
Jリーグは比較的新しいプロリーグで何十チームも新設された為、○○ーズといった名称がすでに野球などで使われてしまっていた関係でイタリア語が多くなったのではと思います。
東京グリーンズ、山形マウンテンゴッズ、レッグ大阪、サンアロー広島・・・
やはりイタリア語っていいですね
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