歌劇「椿姫」

tubakihime

ジュセッペ・ヴェルディ作 「椿姫」全編イタリア語のオペラを観劇してまいりました。

知り合いのバリトン(バスとテノールの間の声域)歌手が出演されましたので、イタリア語の勉強になればと思い観劇しました。

全編イタリア語上演でしたが、事前にパンフレットであらすじを把握していれば、演技や雰囲気で十分楽しむことができました。

二人の出会いのシーンで歌われる”乾杯の歌”は椿姫を観たこともない私でも知っていた曲ですので序盤からグッと引き込まれました。

 

「椿姫」の簡単にご紹介いたします。

高級娼婦であるヴィオレッタと青年貴族アルフレードがパーティーで出会い、徐々に惹かれ合う。
数か月後、二人は華やかな生活を捨て静かに暮らしていたが、アルフレードの父ジェルモンがあらわれる。
ジェルモンはヴィオレッタが息子を誑かしたとなじるが、彼女の息子への愛と自己犠牲を知り非礼を詫びる。
「娘の縁談に差し支えるから別れてほしい」とジェルモンから請われ、ヴィオレッタは身を引くことを決心する。
裏切られたと思い込み激怒するアルフレードは、ヴィオレッタの参加する舞踏会へ登場し、彼女を侮辱する。
それに激高したヴィオレッタのパトロン ドゥフォール男爵と決闘を行い勝利する。
数か月後、アルフレードは、ヴィオレッタが彼のもとを去った真実を父ジェルモンから知らされヴィオレッタのもとへ向うも彼女は結核にかかり命が尽きかけてしまっていた。
アルフレード、ジェルモン、医師、侍女が見守る中でヴィオレッタが息絶え死ぬ。

オペラと言ったら、ちょっと敷居が高いイメージがありますが、
いろいろな団体が地域のホールで1000円程度でオペラを上演していますので、お堅いものではありません。
日本語字幕を付けて解説してくれる公演や、ハイライトだけやる公演もありますので、
なにもわからなくても大丈夫です。

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