glow(keeno)演奏技術解説05 サビの表現

glow(keeno)演奏技術解説第5回目です。

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s_glow12楽譜

さあ、皆様お待ちかねのサビの部分です。
ここのサビの表現、まずテンポを遅くしています。そして b ではさらにテンポを落としています。
構成的にはここの4小節と次の4小節は前回の8小節と同じ構成で、問いに対するアンサーという感じです。
ただ、多分この曲の一番のサビの部分であるので、繊細な表現が必要です。
私 は a に対して b の表現をアンバーと呼んでいます。このほかの曲でもよくこのような表現は使います。この曲では2小節単位で表現を変えていますが、16小節単位の繰り返し 表現のときの対比にも使います。テンポコントロールによる表現としては効果的なものなのですが、キープテンポしなければならないポピュラー系の曲では使え ません。で、このように使用できるとうれしいのです。

編曲的にはメロディーをガチで十分歌わせられるようなシンプルな伴奏としました。
ベース。和音。和音。という感じで、微妙なハーモニーの構成で寂寥感を出しています。
この後に続く8小節の対位法的部分にしろ、なんかこの曲ここら辺の部分、ホント編曲うまくいったなぁ。たまにアレンジの神様が降りてきて御褒美くれるんですよね。たまにしかくれないんですけどね。

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