家のTEAC 33-2

いまや見かけることもなくなった録音機材。オープンリールデッキの
TEAC 33-2 です。TEAC 33-2

どうよ、この男前。
でもなぜか我が家に来る 33-2 はエンブレムがない。過去に二台手に入れたのだがいずれもなかった。

よし、ならば作るしかないだろう。
まず、手ごろで十分な厚みのあるアルミ板を切り出し、NC旋盤へセットしデータを流して

*.・+゜ ヾ(*´∀`)ノ゙ うそです ゜・:.。*

・・・するわけないよ。TEAC 33-2ラベル
印刷でつ。TEAC 33-2エンブレム

うむ、よくできました。

この個体ヤフオクで手に入れた個体なのだが「再生、リール回りますが音出ません」という個体だったのだが、なんと音の出ない原因が極度に汚れていたヘッド問題だった。
なんというか・・・災い転じて福となすとでも言えば良いのだろうか。もう、ヘッドが見えないまでの汚れ、多分テープのバインダーが溶けてこびりついた物だと思うが、そいつがヘッドを保護してくれていたせいかヘッドの磨耗が少ない個体となっていた。
たぶん、そんな状態にしちゃう前オーナーの事だから、普段からヘッド汚れまくりでそれが保護膜になっていたのか非常にヘッドの状態がよかった。ただしそんな手入れのオーナーだからサビがね・・・。
まあ、ヘッド先端部分以外のサビは音に関係ないから気にしたら負けか。TEAC 33-2ヘッド

おお、そういえばコイツを使った俺の演奏録音あるんだっけ。リンクはっとこう。

「Lost my music」 theologyアレンジを弾いてみた。
ちなみにこの曲は私の編曲ではありません。あとOpen Reel見たことない人のために録音小芝居すますた。

これ、ギターの一瞬ピーク時に飽和するコンプレッション感がなんともいえない、オープンリールじゃなきゃ出来ない音作りです。

 

 

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