スノーボード バインディング調整
バインディングとは、ブーツをボードに固定させるための器具のことです。
体重移動の力をボードに伝える役目をしているので、ボードよりも重要なパーツとなります。
硬いブーツ、硬いボードで、柔らかいバインディングだとうまくボードに力が伝わらず滑りづらいです。
この場合、硬いバインディングにするとキレのある滑りができます。
私の場合、カービングメインなので、硬いブーツ、硬いバインディング、硬いボードで調整しています。
●ブーツ:Borton ドライバーX
●バインディング:Broton Diode
●ボード:Boeton カスタムX
さて、バインディングの調整の説明をします。
まずバインディングを取り付けると、中心部分に窓が3つあるのが確認できます。
上から
●バインディング左右を調整する窓・・・REFと書かれている部分が中心部分です。脚の開き、ボードの脚の置く位置を調整します。
左右ともREFと書かれる部分にまずは合わせて乗ってみましょう。狭いと感じたら、左右それぞれ外に広げます。
広いと感じたら左右それぞれ中に移動させましょう。移動する場合、次の▼マークが出てくるのでそれに
合わせるようにすると目安ができて良いと思います。
●バインディング上下を調整する窓・・・赤棒のところが中心部分です。ブーツのつま先がバインディングから出ている場合、ターンする際にブーツの
つま先が雪にあたってしまいブレーキがかかってしまいます。その場合、下にずらしたりして調整しましょう。
●バインディング角度調整する窓・・・・脚の角度によりターンのしやすさが変わります。数字を確認して自分のベストな角度を見つけましょう。
一般的な調整角度を紹介します。
●カービングメインの場合
●スタンダードの場合
●スイッチする場合
私が実際にやってみての角度なので参考程度にして下さい。
スノーボードで重要なのは、「上半身の向き」と「ひざ」です。
ターンする場合、ひざを曲げた状態から、上半身を先に移動させます。次に脚がついてくるので、その時に違和感がなければバインディングの設定は問題ないと思います。
違和感があるときは脚が痛くなってくるので調整が必要です。
基準点が3つあるので、色々試してみましょう。