【GAME】ソニー製品から考えるHMD | 機械好きな博士の情報館
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【GAME】ソニー製品から考えるHMD

Posted On 11月 25, 2016 at 12:00 am by / No Comments

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2016年10月13日
ソニーから『PlayStation VR』が発売され、VRが注目されるようになりました。
2016年は、VR元年と言わ、各社VR機器が発売されておりますが、そこでVRのメインとなるHMDについて書きます。
ちなみにHMDが使わないVRも発表されています。
HMDとは、Head Mounted Displayの略になります。
HMDだけでは、VRにはなりません。
あくまでも表示装置です。

HMDの中でも ソニーが製品化してきた経歴を見て行きます。


初代と言われるHMDでは、1996年6月21日 『グラストロン』と言う製品として発売されました。
型番は、『PLM-50』
価格は、88,000円(税別)

LCD 0.7型/18万画素×2
水平画角 30°
虚像画面サイズ 52型(仮想視聴距離 約2m)
シースルー機構 液晶シャッター連続可変式
ヘッドホン インナーイヤータイプ(付属)
入 力 映像=ミニジャック
音声=ステレオミニジャック
電 源 ACアダプター
リチウムイオン充電池(別売NP-F530/NP-F730)
電池持続時間 約2時間20分  *NP-F530フル充電の場合
消費電力 約3.5W
質 量 ディスプレイ部 約310g
最大外形寸法 ディスプレイ部 200×120×260mm(幅×高さ×奥行)
電源ボックス  51×41×139mm(幅×高さ×奥行)

 

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(ソニー 報道資料より)

仮想視聴距離2m先に52型相当の画像が見れると言うHMD。
この時代ですから、入力画質は、やはり ビデオ入力となるコンポジット信号になります。
これがHMDで原点となり、未来を予想させてのではないでしょうか。

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(PC Watchより)


翌年、ソニーは、『PLM-100』を1997年6月10日に発売しました。
価格は、88,000円(税別)と前モデルと同じ価格になります。
機能アップは、サラウンド機能を搭載し、オプションでチューナーを追加する事により テレビも見られると言う提案をしています。

LCD 0.7型/18万画素×2
水平画角 30°
虚像画面サイズ 52型(仮想視聴距離 約2m)
シースルー機構 液晶シャッター連続可変式
ヘッドホン インナーイヤータイプ(付属)
入 力 映像=ミニジャック
音声=ステレオミニジャック
電 源 ACアダプター
リチウムイオン充電池(別売NP-F530/NP-F730)
電池持続時間 約2時間20分  *NP-F530フル充電の場合
消費電力 約3.5W
質 量 ディスプレイ部 約370g
最大外形寸法 ディスプレイ部 260×120×260mm(幅×高さ×奥行)
電源ボックス  51×41×139mm(幅×高さ×奥行)

 


『PLM-S700』を1998年11月10日に発売しました。
価格は、298,000円(税別)になります。
価格がなんと前モデルより3倍の価格。
今回は、パソコンに対応した事により 名称も『PCグラストロン』になっています。
前モデルの画素数が9倍の155万画素になりました。

LCD 0.7型/155万ドット(832×624画素)×2
水平画角
虚像画面サイズ 30型(仮想視聴距離 約1.2m)
(1.2先、832x624ドット時)
シースルー機構 液晶シャッター連続可変式
ヘッドホン インナーイヤータイプ(付属)
入 力 <PCモード>
RGB:D-sub15ピン
音声:ステレオミニジャック
<ビデオモード>
映像/音声:特殊ステレオミニジャック
映像:S映像
電 源 外部電源ジャック 定格DC8.4V
ACパワーアダプター(付属) AC100~240V 50/60Hz
電池持続時間 約1時間  *NP-F550フル充電の場合
約2時間  *NP-F750フル充電の場合
約3時間  *NP-F950フル充電の場合
消費電力 約10w(PCモード)
約12w(ビデオモード)
質 量 ディスプレイ部 約120g
電源ボックス 約260g
最大外形寸法 ディスプレイ部 149×48×86mm(幅×高さ×奥行)<折りたたみ時>
電源ボックス  54×47×160mm(幅×高さ×奥行)

 

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(ソニー 報道資料より)


『PLM-A35』を1999年12月10日に発売しました。
価格は、58,000円(税別)になります。
前モデルの高性能から、リーズナブルな価格帯へのモデルになりました。
また、軽量化や電池の持続時間を長くする対応が取られています。
しかしながら、『グラストロン』の最後のモデルとなり、この後、後継機は出ませんでした。

LCD 0.55型/18万ドット×2
水平画角 30°
虚像画面サイズ 52型(仮想視聴距離 約2m)
シースルー機構
ヘッドホン 本体収納式インナーイヤー型ヘッドホン
入 力 映像/音声=特殊ステレオミニジャック、S映像入力(4ピンミニDIN)
電 源 ACパワーアダプター(付属)、
リチウムイオン充電池(別売バッテリーパック『NP-F550』を推奨)
電池持続時間 約7時間(NP-F550充電/連続使用/常温使用時)
消費電力 約1.7w
質 量 ディスプレイ部 95g
電源ボックス部 92g
(接続ケーブル含まず)
最大外形寸法 ディスプレイ部 173x53x56(幅×高さ×奥行)<折りたたみ時>
電源ボックス部 53x39x149(幅×高さ×奥行)
*最大突起部含まず

 

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(ソニー 報道資料より)


『HMZ-T1』を2011年11月11日に発売しました。
『グラストロン』の最終モデルから12年。
沈黙を破って、新たなるHMDをソニーは、発売しました。
『グラストロン』と言うブランド名称から『Personal 3D Viewer』になりました。
12年の技術の進化は目まぐるしいものがありますね。
画素のハイビジョン化!
3D映像の対応。
有機ELパネルの使用。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後。

ディズプレイ 有機ELパネル x 2
1280x720
アスペック比 16:9
水平画角 約45°
虚像画面サイズ 750型(仮想視聴距離 約20m)
シースルー機構
ヘッドホン 本体一体型オープンエアダイナミック型ヘッドホン
入出力 HDMI入力/出力:1系統/スルー出力1系統
HDMI出力:1系統
電 源 プロセッサーユニットに内蔵
電池持続時間
消費電力 約15w
質 量 ヘッドマウントユニット 約420g ※ケーブル除く
プロセッサーユニット 600g
最大外形寸法 ヘッドマウントユニット 約210×126×257(ヘッドバンド部含む。可動部最小)
プロセッサーユニット  約180×36×168(最大突起含む)

 

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『HMZ-T2』を2012年10月13日に発売しました。
『HMZ-T1』の後継機となり、『Personal 3D Viewer』の第2弾。
『HMZ-T1』からの違いは、以下のようになります。
装着性の改善。
画質や音質の強化。
前モデルから20%の軽量化。
ヘッドホンが着脱可能なヘッドホンへの変更。
24コマ映像をそのまま再現する「24p Ture Cinema」に対応
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、T1に比べて1万円高くなり7万円前後。

ディズプレイ 有機ELパネル x 2
1280x720
アスペック比 16:9
水平画角 約45°
虚像画面サイズ 750型(仮想視聴距離 約20m)
シースルー機構
ヘッドホン 本体一体型オープンエアダイナミック型ヘッドホン
入出力 HDMI入力/出力:1系統/スルー出力1系統
HDMI出力:1系統
電 源 プロセッサーユニットに内蔵
電池持続時間
消費電力 約15w
質 量 ヘッドマウントユニット 約330g ※ケーブル除く
プロセッサーユニット 600g
最大外形寸法 ヘッドマウントユニット 約187×104×254(ヘッドバンド部含む。可動部最小)
プロセッサーユニット  約180×36×168(最大突起含む)

 

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 『HMZ-T3』を2013年11月23日に発売しました。
『HMZ-T3』は、2つのモデルがあります。
『HMZ-T3』と『HMZ-T3W』になります。
この2つの違いは、プロセッサーユニットとバッテリーユニットの間をワイヤレス接続か、有線接続かになります。
これは、WirelessHDと言う機能によるもので、『HMZ-T3W』に搭載されています。

さて、『HMZ-T2』からの違いは、次のようになります。
バッテリーが搭載されました。これより外出先で、スマートフォン等に接続し、場所を問わずに鑑賞する事が出来ます。
HDMI入力が3系統になりました。
ヘッドマウントユニットを持ち出せるように伽リングケースが同梱されています。
装着性能を更に追求されました。

しかしながら、『Personal 3D Viewer』については、最後のモデルとなりました。

ディズプレイ 有機ELパネル x 2
1280x720
アスペック比 16:9
水平画角 約45°
虚像画面サイズ 750型(仮想視聴距離 約20m)
シースルー機構
ヘッドホン 密閉型インナーイヤー
入出力 HDMI入力/出力:3系統/スルー出力1系統
HDMI出力:1系統
電 源 プロセッサーユニットに内蔵
電池持続時間 バッテリーユニット
【HMZ-T3W】
約3時間(無線動作時)
約7時間(HDMI動作時)
約3時間(MHL動作時)
【HMZ-T3】
約7時間(HDMI動作時)
約3時間(MHL動作時)
消費電力 約15w
質 量 【HMZ-T3W】
ヘッドマウントユニット 約320g ※ケーブル除く
(※ライトシールド(上)含む、ケーブル除く)
バッテリーユニット  約210g(※ケーブル除く)
プロセッサーユニット 約250g
【HMZ-T3】
ヘッドマウントユニット 約320g ※ケーブル除く
(※ライトシールド(上)含む、ケーブル除く)
バッテリーユニット  約160g(※ケーブル除く)
プロセッサーユニット 約220g
最大外形寸法 ヘッドマウントユニット 約189×148×270(最大突起含む)
バッテリーユニット   約80×26×119(最大突起含む)
プロセッサーユニット  約150×31×107(最大突起含む)

 

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『PlayStation VR』を2016年10月13日に発売しました。
『HMZ-T3』発売後、後継機の発表がなく、このまま、ソニーは、2度目のHMDから撤退?と思っていたところ、AV機器ではなく、ゲーム機器分野へHMDの商品開発が移行していました。
『HMZ-T3』から3年。
新たなる形で、ソニーからHMDが発売されました。
それが『PlayStation VR』です。
しかしながら、HMDとしてではなく、VRとなり、その用途は拡大されました。
HMDだけとしては、どちらに首を振っても同じ画像でしたが、首を振った方向の画質に変わると言う事が このVRと言うものになります。
もちろん、『PlayStation VR』は今までの使い方のように DVDなどの映像ソースを見る事が出来ますが、画像の変化はありません。
ハードウェア的には、今のスマホのようなセンサーが内蔵されていますので、そのHMDがどの方向を向いているかなどのHMDの情報を伝える機能が違います。
また、今までの製品で私が使っていて感じたのですが、やはり、HMDでは、前方にディスプレイがある為、前の方に重心が来て、どうも前の方にずれてしまうと言う事により鑑賞している間、気になっていましたが、『PlayStation VR』は、後ろの部分がしっかりしたものになりましたので、フィット感が凄くよくなりました。

ディズプレイ OLED x 2
1920×RGB×1080
(左右の目それぞれに960×RGB×1080の映像を表示)
アスペック比 16:9
水平画角 100°
虚像画面サイズ 750型(仮想視聴距離 約20m)
シースルー機構
ヘッドホン 本体一体型オープンエアダイナミック型ヘッドホン
入出力 HDMI入力/出力:1系統/スルー出力1系統
HDMI出力:1系統
電 源 プロセッサーユニットに内蔵
電池持続時間
消費電力
質 量 VRヘッドセット 約610g ※ケーブル除く
プロセッサーユニット 約365g
最大外形寸法 VRヘッドセット:約187×185×277(最大突起部除く、ヘッドバンド長さ最短)
プロセッサーユニット:約143×36×168(最大突起部除く)

 

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これが、ソニーのこれまでのHMDの経歴になります。
性能、デザインも徐々に近未来に近づくような感じをご理解頂かと思います。
今後、『PlayStation VR』も進化し、『PlayStation VR2』や『PlayStation VR3』へ続いて行く事を楽しみにしたいと思います。


初版  2016年11月25日


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